何をもって成果とするのか


何をもって成果とするのか**   



事を始めるにあたっては、漠然と始めるより、
「何のため」にそれをやり、
その方針に従って「どの方向へ」ことを「進めていくのか」
を決めておいたほうが良い。


何故なら、大体において、事を進める途中では、
それを進めまいとする、いろいろな「悩み」や「問題」が
必ず発生し、それらによって挫折しやすいからだ。


その際、どうしたら心のモチベーションを失わずにすむのか。



ひとつの方法として、中途段階的に
<「成果」は何とするか>を決めておくと良い。



たとえば、次の3つのステップで、
ある期間(スパン)内に事を段階的に進めるとした場合、
第一段階の成果は○○まで達成したら良しとする。
第二段階の成果**
第三段階の成果△△



というように、各段階の<成果>を予め具体的に決めておく。


例えば、まったく泳げない人が「泳ぎ」をテーマにする場合、
第一段階:今月中クロールで25メートルを
途中2回休憩する範囲内で泳げるようになる。

第二段階:来月末までにクロールで
25メートルを休憩無しで泳げるようになる。

第三段階:3ヶ月以内に、50メートルを
途中2回以内の休憩で泳げるようにする。



この場合、大切なことが二つある。
ひとつは、こうした計画をすること自体で、
<満足してしまわない>こと。
つまり、「計画すること」そのものを、
達成目標にしてしまわないことだ。



二つ目は、スタート時は、まだ体験知も少ないため、
「理想像」をいきなり目標に掲げるのではなく、
あくまで十分に「達成可能な成果」を設定することだ。


基本的に精神的にキツさばかりの内容で、
達成させる過程自体を「楽しめ」なければ、
すぐにモチベーションが下がり、
続けていくこと自体が困難になる。


先の泳げない人が泳げるように「成果目標」を掲げる場合、
第一スパンでの最終段階目標は取り合えずは100Mを目標に、
第二スパンではTIMEや距離を…と、
だんだんとその内容もより高度なものにする。



これが、会員制スイミングプールなら、ここでの活動を通じ、
「ダイエット」、「友人作り」…、
いろいろな他のテーマであってもよいと思う。


その人の価値観やレベル状況に合わせて、
現実的で、達成可能な「成果内容」を考えればよい。


さらにいえば、成果をより深める基礎作りには、
学ぶチャンスには、短期間で一気呵成(いっきかせい)に、
はっきりわかるあるカタチにまで"仕上げて”しまうことだ。


時間をかけ、ズルズルやるのが「良いものが出来る」のではない。
「成る」「成らぬ」…。ものごとは、全てタイミングが重要だ。
同じ、労力を注いでも、タイミングひとつで、ことは「成らぬ」ことも多い。
一度決めたら、ひとつに集中して取り組むことだ。



そして、成果を見事達成したら、ささやかでもいいから、
あなた自身やチームメンバーに、
<お祝いのセレモニー>をしよう…。



喜びは分かち合うと、そのエネルギーは倍加するのだ。