失敗と成功への意識活用法



どんな人だって、一度や二度は人から褒められたり、感謝されたりした経験を持っていると思います。




ここで少しだけ、あなたの過去を振り返ってみて欲しいのですが、物事が上手く行っているとき、その時に、あなたはどのような意識の使い方をしていたのか…。


多くの場合、とても自然な流れで、まるで成功して当然のように、物事はナチュラルに流れ、あなたは力むことなく、ごくごく自然にそれを楽しみながら、無心に近い状態で「そこ」に集中していたと思います。


つまり、【一点集中】状態といえます。


【一点集中】は、そこに至る寸前まで、全体を意識し、勝負所が感じ見えるからこそ、為せる技でも有ります。マクロ観察の中でのミクロ集中です。全体を観ているようで、現実の問題や水面下の案件部分に迅速丁寧に対処する。一点を見ているようで、全体への配慮も根本本質次元からの視点で、なおかつ個人的な「情」を極力排除して洞察していく。

「情」は人間関係においては潤滑油になりますが、安易に使い過ぎると、客観性を失います。結果、失敗や問題を引き起こす要因にも繋がる。料理のスパイスを使うかのように、ほどほどが一番良い。


さて、こういう精神状態は、無心に近く、その直前には成功のリアルなイメージが立体的に心の内側に描かれています。


だから上手くいきます。上手く行かない状況も視野に入れておくが、あくまでも成功をゴールにしたステージから、物事を順番に捉えておく。進み方がおかしくなれば、迅速丁寧に対処する。



反対に、失敗をしているときはどうでしょうか。少し思い出してみて欲しいのです。



「そこ」では、予め自分がどのように利益や成功を手に入れ、人やチャンスをより自分の利益へ沢山導く為に、したたかに計算し、より極端な思考や行動を行っていたかも知れません。



心や体は何故か硬直し、しなやかさを失い、周りより自分。自分の利益確保が優先。狭い了見で描いた自己本心、過剰な自己利益がゴールになり、ミクロの世界を優先させ、マクロの世界観が置き去りにされいる。



全体への配慮は忘れ去られ、心のバランス感覚を見失い、自分の世界だけしか見えない。或いは、上手くいく成功イメージとは程遠く、きっと何処かで失敗し、最も恐れる展開になっていく…。そんなイメージしか湧いてこない。



楽しむというより、悪い結果にならないように恐れを抱きながら、「得も知れない」何か「大きなパワー」の流れの中で、ひたすら一人だけバタバタともがいている。



そんな感じでは無かったですか?



例えば「極端さ」は、一見すると力強いパワーを感じます。しかし、そこには「荒々しさ」が潜みます。



「極端」や「荒々しさ」は、どちらかというと<破壊>のエネルギーです。元々在った場を一旦壊し、新たな場を創る時のエネルギー。



「極端」とはつまりは「単極」です。偏っている捉え方。一つの世界しか見えないエネルギー場です。



これは物事を「仕上げる」時に使うエネルギーではない。



物事を「仕上げる」、望むべき「良い結果」を出すとき、「出力」を可能な限り「狭く」し、全体の流れを客観的に捉えながら、マクロ観察の中での【一点集中】で行うと上手くいくことが多くなります。



一番良いのは、下手な考えを持たず、無心で無邪気になって【一点集中】すること。但し、やるべき準備を周到に行うこと。それが有ってこそ、無邪気に「そこ」で遊べる。



始める前に「結果」ばかりを意識していると、心や体は硬直します。つまりは「単極」の世界しか見えないため、軌道修正が上手く出来ない。だから失敗するのは当たり前なんです。



失敗した過去を振り返ってみると、あなたもきっとこのような体験を思い出すはずです。



あと、失敗への「恐れ」が出るのは、「準備が足りない」ときです。
慌てて、インスタント的にばたばたと手を打ったところで、そんなものは付け焼き刃です。簡単に刃がこぼれ、役に立たない。普段からのコツコツが大切。

実戦次に役立つ瞬時の「直感」や「コツ」の閃きは、こうした普段の泥臭いコツコツの積み重ねが充分にプールされたからこそ、脳のネットワーク情報が緻密に整理整頓された結果、現象として起こるものなのです。その現象を起こすのに、最も効果的なのは、紙に書くことです。PC等の道具では駄目で、実際に手を使って書く。こうするほうが、脳の神経をつなぐ効果が高いのです。



最初に失敗しても慌てないように、紙にきちんと二の手、三の手を書く。

①「偏っている要素は何か」
②「不足しているものは何か」
③「具体的にどう手を打つか」

を書き、それらを強く現実の世界のようにイメージングしていく。こうして実際の本番に備えることがとても重要。



健康、生活習慣、経済面、仕事、家族、人間関係、生甲斐、学び、環境等、これらのキーワード要素を中心に、先の①②③を考え、実現度の高いあなたの未来を日頃からデザインすることで、いざという行動時に役立ちます。


あなたがもし他の人の成功を目の当たりにしているなら、その成功は、その人の普段のこうした準備の上に成り立つものであるということを知っておくべきです。


そして、なるべくなら早めに行動を起こし、小さな失敗体験を人より多く体験し、それらをノウハウ化するべきです。そして同時に、さらに高度なその道のノウハウを沢山持つ「師匠」を探すのです。


良い結果を安定的に出し続ける人は、例外なく、これを密かに誰よりも地道にコツコツと継続しているのです。


成功と失敗の差は、ほとんどがここで決まります。持って生まれた能力などは、余程その世界の頂点争いでなければほとんど関係ないといっても良い。




情報収集は「広く」。出力時の「出口」は小さく狭める工夫をし、マクロ観察の中での【一点集中型】で行う。「出力技術」の品質次元を高める方法は、地道にコツコツと継続探求を繰り返す。



結果が出せない人は、これを普段から是非意識しておいて下さい。

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