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自己変革への本当の敵


「自分を変えようと、「成功哲学」、メンタルトレーニング、
心理カウンセリング、コーチングテクニック…等々いろいろ学んだ。
…でもこれだけでは上手く行かなかった。」


「今度こそ!と覚悟を決め、高額なセミナーや講座を申し込んだのに、
終わってみれば、始める前と何も変わらない…。」


こんな体験、あなたも一つくらい身に覚えがあると思います。


でもどうして変える事が出来なかったんだろうか…。


やり方が正しく出来ていなかったのか。それとも、自分の力不足か。
意志の力が乏しかったせいか…。


目標実現を阻まれ、自分の弱さを変えられなかった人は、
きっとこんな方向に考え、「結局、自分の能力に問題があるんだ」と
いう自己否定的な考えに落着いてしまうことが多々あると思います。




「上手く行かない世界を覗き込んだら、本当の敵は自分自身だった」




物事の目標の実現が阻まれ、いつも中途半端な結果で挫折して
しまっている人の心の中を覗き込むことが出来るとすると、
こんな言葉で表すことが出来ると思います。


実はこの言葉の世界には、深い意味が複数存在しています。
自分は未熟なんだという「自分自身への強烈なる固定観念の世界」と、
その目標実現を阻んでいる「本当の黒幕」の正体を知らないで、
ただ今までの体験から単純に「自分の能力が劣っている」と
考えている世界です。


パワフルな成功哲学系のスキル、メンタルスキル、コーチングスキル
を持ってしても、「玉砕」してしまったのは、これらのスキルが
本物では無いからという理由ではなく、これらはただ単に“技術”、
つまり“道具セット”に過ぎない、というところに、問題の本質が
見え隠れします。


そしてあなたの能力が乏しいという理由でも無いのです。


自分への変革を阻んでいる本当の黒幕の正体を知らないで、
いくら“フルセットの道具箱”を揃えてみたところで、
目標実現は完遂させることなど絶対に出来ないんです。


何故ならば、これらのツールのパワーが強力であればあるほど、
同じようなパワフルなエネルギーで、あなたは「ブレーキ」を
踏んでしまうからです。


そう、黒幕の正体とはあなたの目標を阻む「自動ブレーキ駆動システム」をいいます。


このシステムこそが、「敵は自分自身だった」の主犯格犯人なんです。


発達心理学研究の世界で第一人者として世界的に活躍している
専門的な研究者によると、自分の変革をはばんでいる要素には、
ある“3つの側面システム”が自動的に働いているといわれています。


第一には、目標実現の際、手強い課題に直面したときに、
「何とかやってやる!」という挑戦意欲を萎えさせる
【保守心理的】なシステム。


二つ目は、慢性的な不安等に対処する【バランス感覚】のシステム。


三つ目は引き起こされている現実現象を【客観的に正しく認識】するシステム。


この「目標実現意欲を奪う保守心理システム」「不安対処システム」
「不正確認識システム」の3つの側面が自動的に働いてしまうため、
いざその目標実現のチャンスが目の前にやってくる場合、
いろんな理由を付けて、「ヤッパリ無理!」というところに
持っていってしまう。


3つも目標実現をはばむシステムが自動的に働いてしまうように
出来ているんだから、これはなかなか強烈だといえます。でも、
あくまでこれらは“脇役”なんです。凄腕ですが、でも“主役”ではない。




では目標実現を阻む“黒幕達のドン”とは一体何かというと…、






その正体とは。




「自分への固定観念」。



つまり、あなたが今までいろんな辛い事、苦しい事、挫折体験、
幸せな体験、喜びの体験等々のさまざまな人生体験の一つひとつの
積み重ねで出来上がってきたあなた自身への「私は○○という人間」
という「固定観念」。


この「固定観念」と先の「3つの脇役」が一緒になって、
あなたの目標実現や自己変革へ進もうとするパワーに、
強烈なブレーキをかける。



「自動ブレーキ駆動システム」とはこんな強烈な目標実現をはばむ、
さまざまな「黒幕パワー」が暗躍しているシステム。


そんなシステムのスイッチが「カチッ!」とONになったままで、
いくら推進パワーを増幅する道具を用意した所で、実現する訳が
ない。


推進パワーが強烈であればあるほど、あなた自身はそのうちに
内部から壊れていくんです。一見すれば何も進んでいないのに、
内部ではもの凄い相反するパワフルな力が稼働しまくっている。


その歪みはかならずあなたの内部のどこかに影響を及ぼす。


では、この目標実現、自己変革を阻む「本当の敵」を追いやるには、
一体どうしたら良いのだろうか。


それにはいくつかの簡単なステップが用意されている。


用意はされているんですが、ただ手順を示すだけでは、
それは“道具箱の中の一つの道具”に過ぎないという結果になります。



いくつかのステップを踏みながら、それを一つひとつ感情面と、
理論的な手順面とを確認し、頭と手足の両方、つまり感情とスキルの
両方の世界でじっくりと納得しながら進めていかないと、
全くもって、何ら効力を発揮しない意味の無い情報になってしまう。




(機会を見て、音声か動画等でまた詳細情報をご紹介していこうと
考えています。)




でもそうはいっても、紙面での制約があることは予め承知の上なので、
残念ながら、ここでは途中の重要で意味のある大部分を“はしょって”、
最後の仕上げ部分をかいつまんでご紹介することにします。




それでは始めていきたいと思います。
先ずは紙とペンを用意してみてください。
勿論、強制ではありません。


しかしながら、頭の中で想像するだけでなく、どんなに頭の良い
あなたでも、目に見える形のものを目の前にすることは、
今まで気が付かなかった世界が手に入ります。




結論から言えば、「自分自身への固定観念」を紙に書き出してみて、
あなた自身が自分という人間はどんな人間だと感じ、考えているのか、
それを目に見える形で、改めて先ずは自己確認をきちんと整理整頓
してみるという作業を時間をかけて行ってください。


これは、どんな意味があるのかというと、どんな問題であれ、
あなたが今、直面している問題や課題は、何であれ、あなたが
これまで「こうすることが一番いいに違いないだろう」と、
考え判断してきた積み重ねの結果、今の現象を招き導き出して来た
ということ。


そこには実にさまざまな、突発的なアクシデントや、きっかけが
複雑に絡み込んだということも多々有ったと思います。


でも、それらのきっかけやアクシデントがその結果を招いた最大の
要因だとしても、物事の現象にはこれらの要素以外の要素が
絨毯のように縦糸横糸それぞれ入り組んで一つの模様が出来上がって
きています。それを編み込んでいるのはあなたという中に存在している
価値観です。つまり、あなた自身で今と言う世界を一つひとつ
実現してきているということ。


ここには言い訳は何も出来ない。


このあなたの中の価値観。つまりあなたの自分自身に対する固定観念。
これを「1.0の自分定義」とするならば、その「自分1.0」をそのまま
今後も続けていく限り、今、直面している問題は今後も起こり続ける
ということ。




現象は多少違う形でも、その問題の本質はほとんど同じだということ。



でも、先ずは「自分1.0」が一体どんなものなのかを、
あなた自身が知らなくては、何もことは進んでいかないし、
今の「不安スパイラル」、「負のスパイラル」カラーの道からは、
体験から観ても到底抜け出す事は出来ないだろうな…と考える訳です。


もし真剣に自分に変革を起こしたいと考えているんだったら、
先ずはあなた自身がどう自分への固定観念を持っているのかを、
いくつかの文字で表し、確認をすることです。


さらにいえば、その出した答えを自分1人で最終的な答えとして
結論を付けない事。


どういうことかといえば、あなた以外のあなたを良く知る複数の人間に、
「私が最も改善すべき点を一つ挙げるとすれば、どういう点だと思うか?」
と、質問してみて欲しい。


いくつかの出て来た答えを眺め、あなたの自分に対する固定観念と、
それらの答えのいくつかは、今の「あなた1.0」を知る上での
有力な情報となる。


ひょっとすれば、それらのほとんどの答えには、耳を塞ぎたくなる
ものがいくつか含まれると考えておくと、心が痛くならずに
済むと思います(笑)。


でも自分自身を客観的に知るということは、今の状態から抜け出す
には非常に有効な方法であると考えておくと、困窮している状態から
抜け出す確立が飛躍的に高くなることは間違いないと思います。

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