「〜しなければならない」の結末

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心の立て直し わく事務所

今回は2014年の最後の記事だということで、
内容を考え、最後に少しでも相応しいものにしようと、
ちょっと長くなってしまいました。


でも、これから、最近起こったある友人とのストーリーを切り口として、段々と本題に入っていくのですが、物事がなかなか実現していかない人にとっては、目からウロコの情報が散りばめられているんじゃないかなという内容となっています。


もしご興味があれば、少々お時間を頂いて読み進めて見て下さい。きっと、新しい2015年へのスタートにお役に立つかも知れません。絶対的な保証は出来ませんが…。



では、ストーリーを始めて参ります。




先日、約1年ぶりに、とある友人から連絡をもらい、
男二人でクリスマスの前夜祭?を兼ねて彼の住むマンションに
プチパーティー用の食材を手土産に出掛けた。


実は彼とはあることがきっかけで、半分、絶交状態だった。


どちらも深く議論を掘り下げるあまり、つい熱が上がり衝突し、
何となく気まずいままになっていた。


ちなみに彼のことをKと呼ぼう。K君はWAKUよりも一回りも
年下だけれど、有名な国立大学を卒業し、頭脳明晰、飛び抜けた
行動力と洞察力、そして物事を非常に深く掘り下げる研究心、
非凡な集中力を持っていて、ある意味、天才だと感じる。


そんな彼は半年間で、ある世界的な心理物理学研究者の
100冊以上にも及ぶ難解な専門書を片っ端から熟読し、
即効性あるコーチングスキルの独自システムを作り上げていた。


K君は本業は取材し写真を撮り、それを世の中に情報発信すると
いう仕事をやっている為、必要なら日本全国の地の果てや、
地球の裏側にでもさっさと出かけてしまう。


必ず、その情報の正しさの「根拠を示す」というのが、
「仕事柄の癖」だという。だから、言動に曖昧さや、
無責任な雰囲気を醸し出すと、すぐにツッコミが入る。


どちらかというと、「正義・正論を自負」しているので、
正直、付き合う距離感に配慮しないと少々面倒臭い人でもある(笑)。


でも、ものごとを天才的に高度なレベルであっという間に
習得してしまう凄い人でもある。


そんな彼からある日、数回、電話の着信履歴が入っていたことで、
「会おうか」ということになり、1年振りの交友が復活したという訳。


1年前、「料理なんてやったことがない」状態だったのに、
慣れた手付きで、会話を交わしながら次々と料理を一人でこなし、
カウンター越しのキッチンから手創りの料理が運ばれてくる。


話を聞くと、本を見ながらでなければ作れなかったのに、
今は瞬時に調味料の配分が直感的に分かるようになり、
冷蔵庫の残った材料で、創作料理を自由自在に生み出し、
とうとう、素材もこだわりたいと、野菜や米も、
岐阜県の山奥にある自然農法に明るい農業家と交流し、
自前の畑と田んぼで、農作物を沢山収穫している。


何でも、一度取り組むものは徹底的に掘り下げ、
こだわり、集中的に一気呵成に高次元の領域までマスターし、
その世界の一流どころと何ら遜色ないレベルまで到達する。
天才だからこそ為せる技というのか…。



忙しい仕事の合間に、車で何時間もかけ、岐阜の山奥に
一人で田んぼの草取りや世話に出かけ、「無農薬の米が
出来たよ」と、自家栽培の無農薬玄米をプレゼントしてくれた。


東京に新築で家を建てたものの、仕事の関係で、単身で名古屋に
来ている。WAKUのマンションから歩いて直ぐのところ。


どうも来年の春にまた東京の本社に戻るらしい。
農業は?と聞くと、「東京から通って、そのまま続ける」という。


彼は万事がこうなので、全く「なんちゃらこうちゃらで、○○が
出来ない…。」なんて泣き言を言うものなら、「そんなものは
本当に出来ない理由なんかじゃないだろう」とピシャリ!と来る。


実践力が飛び抜けている彼が言うことなので、妙に説得力があり、
誰もが本心をズバリ!と突かれた思いで、思わずシュン…となってしまう。


彼には決して、詭弁や誤魔化しは通用しない。


最近、独学でマスターしたというK君のコーチングスキルは、
知っている限りの心理職や、数百人もの「なんちゃらコーチ」達よりも、
その次元が大きくずば抜けて凄い。


案件がクライアント(既にクライアントも取っている!)から
来ると、常にその2つ先のステージを考えて、どんな角度からも
的確に提示出来るフォーマットが作ってあるらしい。


まあ、その手法は彼にしか出来ないけれど、どうしてそんなに
次々と短時間で「高度なレベルで物事をマスターしていけるのか?」
と聞くと、こんなとても興味深い言葉が出てきた、


「物事を上手く実現に導かせるためには、【無意識という領域】
の活用が欠かせない。『やらねばならない』とか、
本音のところは『多分…無理』と感じているのに、
「○○を絶対に達成するんだ…(汗)」なんていう目標を
いくら立てたところで、失敗するのは目に見えている。
つまり、無意識の領域に自分の目標の中心軸を備えるんだ。」



ああ…。天才の言うことはまるで外国語のようだ…(苦悩)。

言葉の翻訳が必要…(大汗)。



…だから、えーと…つまりね、
それがどんなにやれば良いことだと頭で理解していても、
「○○をやらなければならない」と考えながらやっているうちは、
それが英語で言う「must」になっちゃう。


「must」を積み上げていくとどうなるかというと、
その延長先には「苦悩」しかないんだよね。


その途中経過を「努力」という言葉で多くの人は表現する。


確かに努力は必要なんだけれど、その努力という世界に、
「楽しさ」という要素が大半を占めていないと、
ほとんど難行苦行の世界と同じになる。


難行苦行を継続出来るのは、その先にある「GOOL」を
感情的にはっきりと意識出来ているからこそ出来るもの。


なんら自分の人生の先を真剣に考え、方向性をきちんと自覚出来て
いない人なら、こんな「苦悩」を続けていける訳が無い。
なぜなら、普通の人間は楽しいことしか継続出来ないように
なっているからなんだと思う。…あなたもそう思わない?



同じことをやっていても、ある人はそれを「苦悩な出来事」といい、
ある人は「楽しい」という。



さっきのk君は、東京に戻っても、岐阜県の山奥にある
農業の場を続けるという。理由は「とても楽しいから」…。




うーん…。
普通に考えれば、どうしてわざわざ高い旅費や何時間も掛けて
新幹線や車で戻るようなことをするのか?って思うよね。



もし仕事で上司から、一方的に同じことを命令されたらどうする?
「楽しい?」か、「諦める」か、ケツをまくって「会社を辞める」
のどれかだよね(笑)。


同じ「ある出来事に取り組む」ことに何も変わりは無いのに、
こんなにも、多くの価値観が生まれてくる。


では、k君はどうしてこんなに面倒なものを「楽しいから」と
さらっと言い切っていられるんだろうか…。


ここに、物事を次々と実現していく大きなヒントが隠されていると
思う。



つまり目標の組み立て方において、それが何であれ、
「積み上げ式」を選択している限り、それはやがて「苦悩」という
ゴールにほぼ辿り着くことになる。


そして、多くの人はこの方式を選択している。無意識で…。





言い換えると、「苦悩を目指す」ゴール設定を
無意識の領域で据えてしまっているということ。




私たちはいつも辛い辛い努力を積み重ね、途中で挫折をすると、
周りからは「意志の無いダメな奴だ!」とこき下ろされてきた。


本当は、こんな方法でやっているかぎり、一握りの飛び抜けた
”スーパーマン”で無い限りは、目標達成なんか出来る訳が無いのに…。


そう…。私たちはいつの間にかそういう方法が一番正しく、
常識的な方法なんだよと、学校や周りの大人達から”洗脳”されてきた。


でも、どうやらそれは間違っているようだ、ということに、
最近、世界の脳科学者や心理学者たちが指摘をし始めてきている。


近年、宇宙や地球の意識の次元が大きく変化をしたことは、
既に多くの人が知っていると思うけれど、それとともに、
人々の意識も重数年前とは大きく異なってきているのを、
ちょっとした街の中の様相を見れば明らかだ。


例えば、コンビニ。


今日、朝のウォーキングの帰り道に、自宅近くのコンビニに
立ち寄ってみると、棚に「マクロビ愛好家クッキー」という
製品が並んでいた。


そう、あの「マクロビオテック」という、玄米菜食を中心とした
自然食派向けの養生食の世界だ。元々は日本にある食文化を
原点にしていたものを、創始者のお弟子さんがアメリカで普及し、
それが逆輸入され、改めて日本に根付いたというもの。


今から20年程前に、自然食の仕事をしていた頃は、
「玄米菜食なんて、何かの新興宗教をやってるの?」と、
いかがわしい目で見られたものだが、時代は流れ、今やそれが
コンビニで売られている…。つまり、「マクロビ」は
大衆層にまで拡がり市民権を得てきている。


これが地球の意志の変化と連動しているのかどうかの議論は
横に置いておいて、それだけ、人々に”身体に優しいものを
取り込みたい”という「価値観の変化」が起こって来ている
ということ。


「苦悩」がセットされている「積み上げ式」に、
多くの人はアレルギーを感じ始めているということ。


それが証拠に、多くの人が仕事の現場でストレスを感じ、
心身症やウツになり、自殺者の数は今や交通事故死亡者を大きく
超えてしまったし、社会のシステムが人々の意識の変化に
追い付いていないので、社会参加出来なくなっているニートや
ひきこもりは年々増加している。


みんな今の現状に幸せを感じていない。


元々、日本人の脳特性や感性に、欧米式のシステムそのものを
そのまま取り込んでもマッチするはずはないし、
世界的にも「格差社会現象」はどんどん拡大傾向にある。


弱者や落ちこぼれの人たちだって、もともとは
それぞれにきっと何らかのワクワク目標が在ったはずだし、
きっとこころの何処かで、いつかは目標達成したいと
願っているはずなんだけれど…。ちっとも上手くいかないんだ と。


「楽しさ」を感じない「must」の「積み上げ式」の渦中に
あるのは、「苦悩」の積み上げ。



さて、いつまでも伸ばすのは申し訳ないので、そろそろ結論を言うと、
【「未来の状況」を決めるのが先】だということ。


実は物事の実現は「未来から降りてくる」と考えておく。


私達が過去、大なり小なり、上手く物事が運んだ「成功体験」の
状態にある時は、自分だけの「本来の力や能力を超えた何か」が
フォローしてくれているような感覚を覚えたはず。


それを「フロー」っていうのだけれど、そのフロー状態を
日常の出来事にも巻き込んでしまおうというのが、
今回の結論なんです。


そのフローを、途中過程での1,2,3のステップに
取り込んでやる。


あなたの「未来の在り方」をどうしたいのか、
あなたのどんな未来の在り方なら、あなたの魂がスッキリし、
こころの底から納得するのか。


今の置かれているあなたの現状や能力的なレベル、
生活上の環境条件等々…、目標を実現させるには
実に厄介で、困難さを増幅させようとする「厄介者」は
次々と現れてくるけれど、ここでの未来設定には、
こうした「現実的な要素」は無視しても構わない。


但し、余りにも現状とかけ離れ過ぎていても、感情的に
しっくりと行かなくなるので、最初は、余り欲張らない
程度の目標を描いて練習を兼ねて、だんだんと習熟度を増す
ようにしたほうがいいと思う。


もう少し詳細に言うと、作成設定した『未来の絵』に対し、
あなたの感情、情感がしっかりと入り込んでいること。


喜びとか、幸せ感、達成感、満足感…。それが手に入った時に
沸き起こる情感…。


まあ…ここまでは、あなたも一度や二度くらいは
何かのセミナーや本でやってみたことがあるでしょうきっと。

「それでも上手く行かなかった」

そういう方も非常に多いと思います。


上手くいかない方の理由は、目標や未来設定に、リアル感が不足
していたか、そこに情感が足りなかった、或いは、
「どうせ上手く行きっこない…」と、感情の摩擦があった。
或いは1,2,3のステップは全く行動せず、いきなり4,5
の最終段階である収穫過程、つまり、「果実」だけを
怠惰な精神状態でピンポイント狙いで続けた…等々。


そう、これでは上手くいかない。
「未来図」に情感やリアルなエネルギーを入れるのは必須条件だし、
心底、あなたの魂が喜びを感じる「未来図」を配置させる必要がある。


さらにいえば、ここに無意識の領域を意図的に活用するということ。


つまり、心の深い領域に浸透させる。
(これも既に皆さん行っているでしょうが重要なキモはここから)


日々のあらゆる出来事は、この未来設定が終わったあと、
実現に向けてリンクし、発生するんだということ。


無意識領域で目標セッティングされた後の出来事は、
そのほとんどが目標実現への必要必然で起こる事象であると、
信じきること。実現への確信を腹の底から信じる。


一度セッティングした未来図から起こる波紋は、
いろんな事象にその影響が及ぼされ、それらの中心軸に
あなたという存在はきちんとセッティングがなされているんだ
ということ。


こうしたいろいろな出来事は、実現に向けての出来事の一つだし、
未来からの実現場の一つのステージに今、自分自身が存在をして
生きているんだ、その中心軸にあなたが今立っているんだということ。


そんな自分自身に不安をいつも抱え、物事の変化に怯え、
実現への疑いをいつも抱えていたら、折角の実現への現象が、
全て壊されてしまう。


もっと自分という力そのものを信じるということなんです。
自分が嫌いで、力を疑っていれば、そういうように事象は流れてしまう。


それが短期的に観て、例えあなたにとって都合の悪いことに
見えることだとしても、そういう、いわば曲線でいえば、
底の部分だよね。その底辺部分をどう捉えるかがとても重要なんです。


その曲線の底も、少し離れて俯瞰してみると、
確実に大小の曲線を描きつつも、きちんと目標に向かって、
確実に、いろいろなドラマやストーリー性を帯同しながら、
それらの事象がもたらす様々なエネルギー、人々の縁、
体験から学ぶ英知を、ひとつの緻密な絨毯のように
織り込んで、見事な絵に仕上げているのだということが観えてくる。


そして、なるほど…、全体観が仕上がっているなあという
「楽しみ」をそこに付加していくことが、「フロー」という
現象を呼びこむコツなんです。


「自分と向き合わなければナラナイ」
「知識を得るために本を読まなければナラナイ」
「コツを教えてもらう為に人と合わなければナラナイ」
「○○しなければナラナイ」「ナラナイ…。」「ナラナイ…。」


うまく物事を進めることが出来ない人ほど、
こうしたことを面倒臭いと言うし、これらを行う際に、
まるで誰かに「やらされている感」を持ってしまう。
自分のことなのにね…。人事のように考える。


これらはほとんどが物事が仕上がっていく為に必要な事象であるはず。
今まで無知でお馬鹿な状態が、賢くなる場へとバージョンアップ
する事象なんです。


本来、これらは物事が実現していくための現象なのだから
「楽しい」はずなんです。


でも、いつも失敗を繰り返す人は、その「楽しみ」を
「ネバナラナイ…」の世界に変換してしまう。


それを無意識領域に拡げるだけ拡げまくる。


自分が呼吸をする空気中にウイルスの毒を、
365日、24時間バラまくようなものです。


「must」「ネバナラナイ」は「苦悩」というゴールしか
呼び込まないと言いました。


そう、これが負のスパイラルの根源だと感じます。


あなたの人生を構築する非常に重要な宇宙や地球、自然界からの
恩恵を受けるために絶対的に必要な無意識領域に、
その毒をバラまくなんて、考えてみれば愚の骨頂、無知さかげんも
いいところだと思う。

これ、「失敗」を「確実に成功させる」方法なんです。


上手くいかない現象がずっと続いていくようならば、
それはあなたの考えや精神、行動の何処かがおかしいということの現れ。


外部要因のせいなどでは無い。


その上手くいかない現象のきっかけが、人であれ何かの事象であれ、
それまでの日々の積み重ねの総合的なものが、今の現実となって
集まってきているのだから、そうした本質の部分を
変化させて行かない限り、今までと同じやり方の延長には、
今と同じ現象が姿カタチは変わっても、根本的には似たような
事象が次々と表れてはやってくると思う。


だから、今の現象は人のせいなんかじゃない。


私達は今まで残念ながら「ネバナラナイ…」の教育を受け続け、
自分や周りを苦しめてしまうことを、知らず知らずのうちに
生み出すことになってしまったけれど、是非、ここで、
このブログを読んでくれた希少な価値の存在である、あなたには、
そうした負のスパイラルから早く抜け出して、
あなたの魂が一番幸せを感じる未来の図を実現させて欲しいなと
強く願っています。


長い内容を最後までお付き合い頂いて、心より感謝致します。
どうも有難う御座いました。

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