「嫌な気持ち」を消し去る3つの心理技術

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嫌な気持ちにさせられる出来事は、
得てして、突然降って湧いたように起こります。

その出来事は、自分でわざとやったことなら、そもそも嫌な気持ちにはならないのだけれど、他人からのは、突然、コップの水を”かけられる”かのようでもあります。


専門家によれば、不快な感情は、脳の扁桃体や海馬という
部位で記憶されるというですが、こういった情動は
きちんと処理しないと、後々の人生に影響することが
あります。


脳機能学の専門学者の研究によると、
嫌な気持ちを消すのは「全く難しくない」という。


そのコツは、3つ。


1つ目は、ものごとの捉え方、つまり、「概念度」を
少しだけ高い次元で捉えるようにすること。


2つ目は、後ろ向きな考えに陥った時、
脳にやる気スイッチが入るように、
自動セルフスイッチが作動する、
無意識領域での「仕掛け」を作ること。


3つ目は、「アンカリング」という、
あるモノを意図的に触れたり、見たりすると
そのスイッチがON!に入るセルフ洗脳をかけること。


1つ目の「概念度」。

例えば仕事先で、クライアントに、気難しい人がいて、
いつも無理難題を言ってくる人間がいるとする。


現場では確かにその対応は大変なんだけれど、
これが、数年前の体験だと仮定した場合、
「あの経験があったから今、実力が付いたし、
会社からも一目置かれる存在になれたんだよな…。」
という考え方も出来る。


今のこの辛い状況を、もう少し、実力が乏しい現状を超える
トレーニングの場として捉えてみようと、概念度を上げて俯瞰する。


こうすると、今まで、気が付かなかった価値観の存在に
気が付くことがあります。


実際に、こうしたことは日常の中の出来事でも
誰もが経験することだし、珍しいことじゃない。


だから、比較的、ほんのちょっと視点ゾーンをズラすだけで、
嫌な情動の気持ちを引きずる場から、逃れることは
そんなに難しくはないんです。


3ヶ月も有れば価値観はかなり変化する。


この話のポイントは、もう一つあります。
それは、現状がどんな状況でも、その価値観を左右させるのは、
「未来」なんだという点。


「過去」なんかじゃないということ。


よく、今の状況は過去の積み重ねだ、というけれど、
それは多分、正しくない。


「今の現状」は、そのずっとずっと前に、
心の何処かで意識してきたことが繋がってきている
はずだし、それが、一つ、一つ実現してきている。


ということは…。少し前に考えていた「未来図」から、
そのエネルギーや時間がやってきているということが分かる。


ものごとの価値観を決めていく場は、
過去からの場ではなく、未来をどのように描くかで、
「今」に影響を及ぼしているということを知っておくと、
「今」に対しての考え方が全く変わってきます。


「過去」がどうであれ、「未来」は変えられる。
その変化には「時間」というエネルギーが必要。


そして、そのチャンスは誰にもみな平等に与えられている
ことを知っておくといいと思います。


「今」をどう思考し、どう言葉に表現し、どうそれを行動に
移していくか。行動に移せば習慣が変わる。


そして、習慣が変われば、生活の質が変わり、成果も変わる。
結果が出せるようになれば、信念が変わり、人間性も変わる。

これが自然の流れだと思います。努力なんていらない。


2つ目は、「嫌な出来事での記憶」と「誇らしい出来事」とを、
イメージの中で繋げて結びつけてしまう方法。


誰にも大なり小なりの成功体験、嬉しさ、楽しさ、
気持ち良さ、すがすがしさ、誇らしさという体験は
あるはず。


その体験を、イメージの中で良いので、「嫌な出来事の記憶」と
結んでしまう。少し練習すれば出来るようになる。


紙面上で良い体験を簡略化した絵に書いて、
そこに「嫌な出来事の記憶」の出来事をくっ付けてもいい。


人が嫌な記憶に囚われ易いのは、もともとが脳はそういう
失敗を記憶するように出来ているからです。


そして、失敗等から沸き起こる嫌な記憶が長期化するのは、
その出来事が非常に自分にとって不利であり、
”心情的にも耐え難い”という情報処理を脳が行うためです。


とすれば、そういう情報処理を、脳が行わないように
してやれば良い訳です。扁桃体や海馬に、それらは
自分にとって「不利な出来事」などでも、
「心情的に耐え難い出来事などでも無い」と、
新たに認識させる回路を作ればいい。


私達は今まで、そういうことを知らされなかっただけで、
脳はいくらでも新しい回路を作り出せるからです。


やり方は簡単です。「嫌な記憶」を思い出したら、
「嬉し、楽し、心地良さ、清々しい、誇らしい」の
ポジティブ記憶を同時にその後にくっつける。


そうすると、扁桃体はその記憶の両者の幅を小さくし、
最後には海馬が、その「嫌な記憶」は別段どうということの
無い出来事というように、記憶を書き換えてしまう。


もともと、嬉しいも、苦しいも同じ情動です。
先ほどの概念度を少し上げて、視点をズラすと、
この両者の価値観の差が相当に縮まることが
脳科学の研究では明らかになってきていますので、
実際、それまでの心理的な負荷はかなり変化します。


そして未来をどう捉えるかで、現状の状態や、自分に対する
過去の価値観記憶は充分に変化させられる。「因果」は
過去の出来事で決まるのではなくて、「未来」をどう
捉えているかで決まって行くということ。


「高い概念度の視点」と、「より高度な次元を生きる
あなたの未来」を描くステップを踏んで、
この2の両極端な場である、ネガティブな記憶体験を、
ポジティブな体験とくっつけるワークを繰り返すことで、
段々と、嫌な情動記憶が薄れ、最後にはほとんど記憶に
残らなくなります。いきなりは消えませんが、
段々と消えていきます。


3つ目は、「アンカリング」という手法です。
ある種の「道具」を使い、それを触れたり、
見たりすることで、心地良い心理状態に導く反応が、
自然に発生するように、脳に記憶させる手法です。


いつも使うペンでもいいし、メガネでもいいです。
それを触ると、いつも「嬉しい、楽しい、誇れる自分」を
イメージし、無意識領域に浸透させます。


これを触れる度に、プラスの情動がドーン!と働くように
日頃から練習を繰り返しておきます。


ネガティブな情動に包まれたとき、その「道具」を触れると、
確実にプラスの情動が発露するように、「トリガー」として、
活用します。「トリガー」というのは”引き金”のことです。
その引き金を引くと、パーンとタマが飛び出すかのように、
プラスの情動が働くように訓練する。


「道具」は何でも大丈夫です。
ネックレスでも、腕時計でも、ペンダントでも…。
毎日、身近に触れられるものがベストです。


「アンカー」と「トリガー」は、もともとが洗脳の基本的な
技術ですが、自分自身が自らに行うには、何も問題は有りません。


あと、自分自身への低い自己評価を、高い次元に変化させる
方法としては、日頃から言葉をそのアンカリングとして
使う方法があります。それを「アファメーション」といいます。


詳しいやり方はこちらで詳細に説明していますので、
もしよければご覧になってみてください。


http://wkwk.1siawase.com/index.php?powerful-happiness1.1-ld


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