結果を出せない人に捧げる5つの指標

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マザー・テレサの有名な言葉に次のようなものがある。

・”思考”に気を付けなさい。それはいつか「言葉」になるから
・”言葉”に気を付けなさい。それはいつか「行動」になるから
・”行動”に気を付けなさい。それはいつか「習慣」になるから
・”習慣”に気を付けなさい。それはいつか「性格」になるから
・”性格”に気を付けなさい。それはいつか「運命」になるから



一見、性格や運命には、気を付けようがないじゃないか…。
と思いがちだけれど、普段の何気ない”思考”の積み重ねが、
結局、運命に繋がって行くと、この言葉は教えてくれる。


昔、ある職場で、「人間関係で上手くいかない」という
30代後半の女性が中途採用社員として入社してきた。


その仕事に必要なスキルは相当高度なものを備えていたが、
見るからに、ちょっとクセのありそうな面構えをしている。


最初はおとなしくみんなに溶け込んでいたが、
暫くすると、段々と”地”が出てきた。


管理者のいないところで、自分よりスキルが低そうな
スタッフに嫌味やイジメを行うようになった。


さり気なく注意をすると、今度は逆ギレし、
執拗にこちらにあらゆるチャンスを伺い
陰湿的なやり方で”攻撃”をし続ける。


幸い、私はそういうことに折れるタイプでは無かったので、
この会社の管理者と相談し、根本的な解決を取るように
対策を立ててもらった。


「人間関係が上手くいかない」という、この女性。
そもそもが、自分の思考に問題があるにも関わらず、
自分にとって不都合な問題原因は「他にある」と
考えているところに『問題がある』。


この女性は、攻撃的な性格だったが、
”受け身”過ぎる人も、こういういびつな人間性を持つ者には、
”格好の獲物”として狙われることがあるので、
もし、被害を感じた場合は勇気を持って、そのチームの
管理者や守ってくれそうな人を見付け、早めに相談すると良い。
放っておいて自然に事態が良くなることなど無い。


さて、毎日の”思考”の方向が、積もり積もって
行動になり、習慣化し、それが運命となっていくというのは、
こういう事例からみてもよく分かる。


先の女性は、多分、ロクな人生にならないだろう。
それは、「そもそも」の場をこの人間は観ようとしていない
ことに原因がある。


「自分の周りに繰り返し起こる出来事の要因は、
そもそも、自分自身のどの要素が深く関わって
いるのだろう…。」



根本、原理原則を振り返れば、そこで起こる問題への
根本解決の方法やヒントは小学生だって分かることだ。


日々、周りを見ていると「成果を出せない人間」には、
ある共通することがいくつかある。


一番多いのは、「時間にルーズ」。
次は、「学ぶのが表面的」。


どちらにも共通しているのは、
終始、『その場しのぎ』に生きているということ。


どこに向かって行こうとしているのか、
目標がどこにあるのか…。


もし目標というものがあったとしても、
それは、「自分で叶えて行く」という感覚ではなくて、
どこかの誰かが、『据え膳』のように、
一から十までお膳立てをしてくれて、
目の前に運んできてくれるかのように、
思っている。だから自分では積極的に動かない。


こういう人と待ち合わせしても、ほぼ100%遅刻してくるし、
何かその人が困った問題が起こり、それを解決するアドバイスや
情報を提供しても、大体は、その場しのぎで済ませ、
暫くすると、何度も似たようなパターンを繰り返している。


根本解決が出来るように、知恵を身に付けられるようにと、
せっかくの学習する機会やその為の情報を提供しても、
それを真剣に学ぼうとせず、表面的に取り組むだけなのだ。
だから、経験値が知恵に昇格していかない。


人生に目標を持たないから、自分を高めようという意識も、
知恵を付けようという感覚も価値観も持たない。
こんなことでは、人生を『死人のように生きている』のと同じだ。


こういう人に、「何か夢や目標は無いのですか?」と聞くと、
一応それらしい答えは返ってくる。「◯◯がしたいです…」と。


でもその後、判で押したように付け加える言葉が、
「いつかね…。出来たらいいな…と」という言葉。


これを聞いた瞬間、
(こんなんじゃ、この人…。ずっとダメだな…。)
と感じてしまう。


非情だと感じるかもしれないけれど、はっきり言って
「いつか…」なんていう日は来ない。


こういう他人依存的というか、先の『据え膳思考』というか、
自分でそれを実現しに行く!というエネルギーを
腹に備えていない限り、物事はほとんど実現など
しては行かない。


こういう人は「腹に覚悟が無い」。


さきのイジメの問題でもそうだけれど、
自分自身の腹の底に、『私という人間はイジメに会う人間では
ない!』という自分自身への概念を強く普段から持っていれば、
そういう気構えというか、オーラが全身から発してくるものだ。
シマウマの皮を被った「ヒョウ」でいればいい。


いざというときには、草食動物から肉食動物のように、
自分の人生のテリトリーを守らなければならない場合、
強く相手に対処出来るような存在でいること。普段から、
自分をしっかり持てば、軟弱な生き方などしなくても済む。


いつも「時間をルーズに過ごす」という習慣が
いつの間にか身に付いている人は、「物事をきちんと仕上げる」
という価値観が薄くなっている証拠でもある。


あの世に行けば、いくらでも時間も超えられるが、
この世では時空を超えられない。一日は24時間と決められている。


厄介なことだけれど、これが物理世界の法則になっている以上、
ルールに則して生きていくしかない。


ある実現したい物事を心の中に抱いているならば、
「いつか…」なんていう考え方は、
今直ぐに、思考の中の価値観から排除すること。


今直ぐに、その環境で、その実力で、その経済力で、
その技術レベルで、その知識力で、その人脈レベルで…。
兎に角、あなたの今のその環境で、何がスタート出来るかを、
真剣に紙に書き出し、どこから第一歩を踏み出せるのか、
文字、言葉、絵、写真で、先ずは「視覚化」させること。


繰り返すけれど、「いつか」なんていう日は来ない。
「いつか」は「今」そのものなのだという感覚を、
頭に刷り直して欲しい。


心に思い付いて、「アッ!これいいかも…」と直感で浮かんだ
ことは、今直ぐに現実の世界に落としこんで、やってみること。
こういう、決めたら「直ぐに行動する」ということが、
非常に重要なのだ。「いつか…」なんてことをやっていたら、
そういうチャンス、実現に繋がる機会の場が、
直ぐに”流れてしまう”。


結果がなかなか出せない人は、このことが全く分かっていない。


こういう人の多くが口にするのは、
「◯◯が足りない…、△☓が足りない…」
これも足りない、あれも足りない…。と、
出来ない言い訳ばかりを最初に持ち出してくる。


じゃあ、それらをほぼ準備したから、直ぐに行動に
移すかというと、今度は、「まだ、こんなレベルでは
通用するかどうか不安で、今直ぐには無理です…」という。


だからいつまでたっても行動に移さない。
これをずっと何年も、何十年もやっているのだ…。


もう分かりますよね。。。?



この文章を読んでみて、自分が行動に移せない本当の理由が、
スキルのレベルではないということが…。


脳の認知科学の原理原則に、
「こんなことしたいな…」
「あんなことしたいな…」
と思わない限り、脳はその実現の為に必要な情報を
集めようとしない、というものが有ります。


目の前に、本当に有益な情報が現れたとしても、
自分自身が真剣に「それを実現するためには、
どうすれば良いのか?今直ぐ必要な情報を集めろ!」
と脳にインプットしなければ、その有益な情報や事例現象を
「必要な事」とは認識しない特性があるのです。


結果をより早く、実現精度を高める方法


だから、『結果をより早く、実現精度を高める』には、
「目標」、「途中過程」、「スタート」をそこそこ決めたら、
後は、ある程度、行動しながら、必要な情報を集めていく、
というスタイルで先ずはスタートさせてしまうこと。


物事がどうしてもなかなか上手に実現させられない人の、
頭に是非、強くインプットしておいて欲しいのは、
『やりかたは、必ずあとで見つかっていく!』ということ。


スタートする前に、どんなに準備しても、
実際には、それらの殆んどが使えない事のほうが多い。
しかも、80%は計画通りには進まない。
成功の事例を見てみると、現場で殆んどを微調整している
事のほうが多い。


だから、
1)目的、
2)手段、
3)ゲーム化(楽しめる内容に工夫する)

を大体決めたら、なるべき早く行動をスタートさせてしまうこと。


行動しながらでないと、本当に通用するスキルは見つからない
ことが圧倒的に多いし、その検証は現場でないと出来ない。


だから、「いつか…」なんていうことを言っているのは、
100%実現しないことを自分で宣言し、自分の脳に、
「私はこの先もずっとずっと行動に移さないことを誓います」と、
”強く自己洗脳”していることと全く同じなのだ。


そして、いつも、こんな思考に走り、慣れているのなら、
それは既に「習慣化」しているということでもある。


「実現させない行動に徹する」という習慣を
繰り返ししている自分自身の思考、言葉、行動、習慣を、
少しだけ高度な次元に意識を上昇させて、「あなた」という
概念を今一度、俯瞰してみて欲しい。


ある意味、「実現させない自分」を実現させ続けている、
ということに気が付いて欲しい。


どうせ、「実現させ続ける」凄い力があるんだから、
そのパワーを、正当な方向に使えばいいということに、
気が付くべきだし、使うエネルギーは全く同じなんだから。


ものごとを実現させていくコツというのは、
勿論、一つのコツだけでは簡単にはいかない。


1)目的、
2)手段、
3)ゲーム化(楽しめる内容に工夫する)

を決めたら、これらの「障害リスト」を予め創出する、とか。
そもそも「何の為に”それ”をやるのか」「誰の為に働くのか」等、
ミッションやポリシーを固めるということも必要なのだけれど、
ここでは、先ずは、一番の基本、「行動を早くする」という事を
最初に固めることが大切。


結果を出せない人ほど、とにかく「行動が遅い」。
「時間を無駄に使う」。「深い洞察をしない」。


普段の生活の中で、練習をして欲しいのは、
『時間の感覚』にもっと意識を向けること。
『時間を守る』こと。『早め早めに仕掛けること』。


普段こうすることで、最初はなかなか時間を守れ無かった
行動パターンの、どこにそもそも一番の問題があるのか
が観えてくるし、その思考や価値観が俯瞰できてくると、
「いつもギリギリ」でないとやらない、『追い込まれ型』が、
一体、どれほど、ズサンな行動に結びついているのか、
「表面的」で、「場当たり的」な行動に結びついているのか
が見えて来ます。


つまり…。
『時間を大切に使う』という感覚は、
『ものごとを深く洞察出来る』という世界へと、
繋がっていくのだということが、分かってくるのです。


もう一度、マザー・テレサの言葉を引用しておきます。

・”思考”に気を付けなさい。それはいつか「言葉」になるから

・”言葉”に気を付けなさい。それはいつか「行動」になるから

・”行動”に気を付けなさい。それはいつか「習慣」になるから

・”習慣”に気を付けなさい。それはいつか「性格」になるから

・”性格”に気を付けなさい。それはいつか「運命」になるから

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