「ダメ人間」から抜け出す行動法則

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「ダメ人間」から抜け出す行動法則

最近、いろいろと相談等、お話しをする機会がある人々の中で、共通している”ある行動”について感じる事があったので、少しまとめてみようと思います。

これらの人々は「いつも不幸の世界に生きている」「自分はダメ人間だから…」という感覚を何年間も持ち続けているのですが、「先生…。私●●という病気になってしまいました」「主人との関係が…」「子どもとの関係が…」「職場での人間関係が…」「仕事で●●の失敗を…」等々…。”アンハッピー”なコメントが、次から次へと出てきます。

彼らに共通している世界は、自分自身に対して”非常に低い自己評価”を持っているということ。

その理由は各人さまざまですが、ここで重要なのは、何故、「自分はダメ人間」なのだという「低い自己評価を与えているのか?」という所を考えて欲しいのです。

これまでも何度も繰り返し延べて来ましたが、私たちは、もともと、オギャーと生まれ、ものごころが付くまでは、無邪気で純粋でした。元々、幼少期の時期はみんな夢があり、「自分はダメ人間だ」なんて考えなかったはずです。「俺の人生真っ暗だ…」なんていうネガティブ思考な赤ちゃんを見たことありますか?(笑)…。

つまり、ほとんどの子供時代の人間は希望に満ち溢れた状態で日々を生きているということです。

それがいつの間にか、このように自己評価を低くしてしまうようになったのは、あなたの周りの大人たちの心無い言動を見聞き体験し、「お前という奴はなんてダメな奴なんだ!」と叱られることで、低い自己評価の人間像を、ある意味”標準的な人間値”として”洗脳教育された”からに他なりません。

しかし、ここで問題視しているのは、これらの過去体験では有りません。過去のことを今更とやかく言ったところで、もうどうしようも有りませんし、そんなことをクヨクヨしていても120%弊害ばかりで、何一つ建設的な場は生み出せません。

過去について、いつまでもクヨクヨと語るのは、「重要事項でも得策でも無い」ということを、先ずは先に理解しておく必要があります。

それよりもここで考えて欲しいのは、そういう「低い自己評価」を、余りにも「当たり前」として受け入れ、捉えていること。これこそが非常に問題です。

”洗脳”という状況下にある為、当たり前といえば仕方ないところも有りますが、でも、必ず心の奥深い部分では、一度や二度以上、何らかの違和感を感じていたはずです。「こんな自分でいいのだろうか…」と。

ここで重要視しているのは、そういう自分を振り返るチャンスがあった時に、安易にそれをスルーさせて来た事、きちんと疑問や違和感を真摯に受け止めて来なかった事です。

「今のあなた」が「あなた自身」に与えている低い評価は、余りにも自然な日々の流れの中で起こっているため、「それが当たり前」になっていて、意識することをしてこなかったのです。

ここで、何か新しいことにチャレンジすることをイメージして欲しいのですが、これまでもそんな体験があるなら、その場面を思い出して見てください。

その時、そのチャレンジは成功したか、失敗したか、どちらでしたか?

途中、失敗でも、結果が成功なら、成功体験として評価すればOKです。どうですか?

「自己評価の低い人」の特徴は、ものごとを始める前に、「多分…自分には無理だと思う…」という気持ちで取り組むことが圧倒的に多い。

TV等のスポーツ番組を観ていると、このことが非常に良く判ります。例えば野球のピッチャーとバッターの緊迫した場面では、対峙している人間同士の全身から出ている気質、顔の表情等から、どちらが萎縮しているかが感じ取れます。一対一のスポーツや格闘技などは特に顕著です。「負けるオーラ」が強い方が、必ず負けている。技術の問題よりもメンタルの問題が大きい。

一口で言えば、「もし…失敗したらどうしよう」か、「絶対、このチャンスをものにしてやる…。」の違いです。

つまり、実際に勝負事が始まる前にもう既に「勝負が付いている」ということ。

これを人生に当てはめてみるとどうでしょう。

注目して欲しいのですが、失敗を繰り返す「ダメ人間」の”行動指標”は、大きく捉えると二つのことがいえます。

一つは、常に「失敗することが前提」になっていること。二つ目は「過去に執着していること」です。

これを順番に説明したいと思います。

一つ目ですが、どんなに高い能力を持つ人間でも、人間は不確実性の自然な原理の元で機能を持たされ、生きている以上、必ず失敗するように出来ています。全知全能の神などではないからです。ですから失敗を全て避けるなんていうことはあり得ない。

結果を安定的に出している人は、同じように失敗をしても、その失敗を失敗のままで放置しておかないという点に、視点を向けて欲しいのです。失敗した後に自分がそれをどう思い受け止め、処理するのか、ここにこそ着目する部分なのです。

自己評価が高く、結果を安定的に出している人は、「こんな失敗は自分らしくない。→そもそもどこに問題が在ったのか。→…よし分かった。→次は問題なく大成功に繋げて見せる。」という流れで考えます。

しかし、自己評価が低い人間は、「出来ないと思っていた…。又失敗してしまった。やっぱり自分はダメ人間なんだ」と考え、失敗が起こると「やはり自分には出来なかった」とそこで諦めてしまう傾向にあります。

そういう結果に甘んじる自分を納得させてしまう。

この「やはり自分には…」という小さな感情がそもそも非常に大きな危険を誘導する導火線のような機能を持つため、本当に危険な思考なのです。

本当に毎日のちょっとしたことです。日本人は「謙遜」や「謙譲の美徳」という独特の奥ゆかしさの道徳文化が根付いていますので、自分を何気に卑下することで、「一歩謙虚になる」姿勢を相手に見せる傾向がありますが、正しくいえば、自分を卑下するのは、このような「知性溢れる美徳文化」とは全く異質なものです。

こういう卑下する行為は実は”無知そのもの”といえます。言葉として出すと、実は脳がそのように未来を創造し、無意識にそのことを実現化させようと緻密に機能し出します。

そもそも「謙遜・謙譲」とは、自分自身を低く自己評価する生き方からは生まれるものなのではなく、能力を最大に発揮し、自分を十分に高めた人間が表現し得るものであり、そこには相手を思いやる「知性」が充分に生きていてこそ、出来る「和の知性技術」です。

自己評価の低い人間の特徴は、これとは対局にあって、相手を思いやるどころか、自分のことで精一杯ですから、常に自己中心的で、物事を「点」でしか捉えることが出来なくなっているのです。

問題や苦悩の「ど真ん中」にいつもいるため、不安等の感情的なストレスが心の中で充満し、問題やその苦悩の状況に対する「不安を分かって欲しい」という情動を解消したいのが最優先課題になってしまっていて、もっと重要視するべき、「その問題の根本解決」への「視点次元」は二の次になっています。

つまり、「情動世界」を常に決断の最大軸に置いて生きているということ。一口で言えば、感情で常に重要な出来事を決断しているといえます。だから、そのストレスを発散するために、「相談」といいながらも、愚痴や不安を相手に吐き出すことで感情的に満足し、そこで思考は停止してしまう。

しかし、一番重要な「根本次元」のところへは、余り興味を持っていませんので、いつも似たような問題を繰り返すということに繋がっていきます。

こうした人は、せっかくタイムリーな核心を付くアドバイスをしようと配慮してあげても、「ああそれは又でいいです」とか、「今度にします」といって、問題解決のチャンスや機会を改善させるポイントをずらしたり、平気で潰したりします。

「今、このタイミングこそがあなたの方向を大きく変化させる場面に来ているんだよ」と言っても、全く持って、その重要性が理解出来ず分からない。

多分こういう時、彼女らの心の世界には、「それを行うのは今の私には自信が無い」という、ある意味、今までのダメな自分が浸ってきた「心地良い世界」から外され、「少し痛みを感じるかもしれない不安な世界」を想像していると思うのです。

でも、実は「場」を変えるのは「少し痛い世界」が必要になる。そういう場に自分を置くことで、少し「場の認識次元」が高くなっていきます。そこが分かっていないのです。

これなんかはまさにものごとを「点」でしか観ていないということに尽きます。

根本次元を洞察するには、「点」視点の次元では無理で、もう一つ上の次元感覚に自らを引き上げ、「面」や「立体次元」にまでものごとの認識次元を上昇させることが非常に重要になります。

「点」視点は、人間の雑踏世界に生きる「アリ」のような小さな存在の視点です。いつ目に見えない「巨大な脅威」に踏み潰されるのか、全く分からない不安しかない世界。

これは・「八方塞がり」の壁を瞬時に超える洞察法」
http://wkwk.1siawase.com/index.php?QBlog-20151109-1
に詳しく書いてありますので、興味の有る方はそちらを是非ご覧頂ください。

「低い自己評価」を持つ人の二つ目の問題は、「冴えない自分の過去に執着」していることです。

「これまでの自分の人生はこうだった」
「育った環境がどうだった」
「実績がああだったから」

過去はこれからの未来を作る上では、全く関係有りません。現在も含めて、どうこれからを考えるのか。考えて行くのか。

勘違いしてはいけないのは、
過去の積み重ねが未来を作るのでは有りません。

多くの人はここを考え違いしています。

「未来」は今からの将来へ馳せるあなたの思い、価値感が、強く影響され創出され、それが未来からやって来る。今のあなたの現状は、かつてのあなたが考えていた「未来」がやってきたものです。

過去の積み重ねがあってのものではないんです。

だから、自分の過去にいつまでも囚われ続けていることなんて、本当に無意味でナンセンスということ以外に他ならないのだということを理解する必要があります。それは過去を反省するということとは次元が異なります。

「反省」という世界は、思いがもう一次元上に上昇しており、より「理想的な自分像」を明確にし、その「理想的な自分像」のエネルギーや思いを、未来にしっかりと馳せて行く場がそこには形成されています。

しかし、「囚われの世界」は「引きずり」の世界です。過去の冴えない自分、惨めでダメ人間の自分の世界を現在や未来にまで、ダークな色合いで汚しまくるのです。やってくる新しい人生を”汚物で汚染”しているようなものです。

だから過去に囚われて生きているのは、百害あって一利なし。自分を汚す120%有害行為なのだということを強く自覚して欲しいのです。

さて、自己評価の低い人は「決断・行動が遅い」という特徴も顕著です。

「タイミングが悪いから」
「お金がないから」
「健康が不安だから」
「良いアイデアが浮かばないから」
「それが本当にやりたいことかが分からないから」
「知識が充分ではないから」
「技術が充分に伴わないから」
「実績が無いから」
「資格が無いから」…。

実に、実行に移すことが出来ない”正当な理由探し”を、いつまででも追い求め、自分の不実行の現状が如何に正しいものであるか、正統な理由が存在しているかを、追い求めます。

あなたもそうじゃないでしょうか?

でも、これらは実は大きな勘違いをしています。
本当の理由はもっと他にあるのです。

それは…。

【自信がない】

実行に移せない理由はこれだけです。

【自信が無い】

これが行動出来ない最大の原因であり、本当に一番あなたがフォーカスしなければならない重要な課題です。

『「ダメ人間」から抜け出す』のは、先ずは自分に『自信を付ける』。いや…、もっと踏み込んで言えば、『自信を付ける為の変化環境を意図的に用意する』ということです。

実際にやるべき方法、項目は沢山ありますが、最低限、先ずは、日頃口にする言葉に気を付けることに意識を向けることを意図的に行って下さい。

ネガティブな言葉、考え方の割合をどんどんと減らしていく。自分の自己評価を低いものに甘んじるのではなく、高める表現や考え方を研究し、日々それらを意識する。

「最高のあなた像」とは何か。

これを是非、じっくりと考えて下さい。但し、他人との評価基準や地位名誉、経済的な裕福度等はあくまで自己実現への必要な「道具」や「ツール」に過ぎないものなので、このような世界に囚われていてはいけません。

このような世界に囚われていると、いつまで経っても本当の「理想的なあなた像」には到達することが出来ないばかりか、誰か一部の人間がしこたま儲ける、他人や社会から「仕掛けられる仕組み」が見抜けなくなります。

もっと「場」の認識次元を高くして、ものごとを考える必要があります。何故ならここでは紙面の都合があるので、詳細には説明する余地が有りませんが、こうした「欲望」は最終ゴールに相応しくない特性があるのです。

あくまでも、「最終ゴール」への「起爆剤」としてのみ、活用するようにしていくのがコツです。

まとめますと、「結果」が先ではないのです。「自信」を生み出すには「結果」が先ず先にあってこそだという人も多いかと思いますが、実はそうでは有りません。

先にあるのは「高い自己評価を持つあなた」が醸し出す、内面から湧き起こる「自信」が先です。

まだ、結果が出ていないので、その「自信」には、何も他人を説得できるような根拠はそこには有りません。

でも、それでいいんです。

「根拠なき自信」

これこそが一番重要な要素といえます。成果を出すには、技術や知識、環境…。もちろん、いろいろ有ります。

でも、それらの大元になるのは、「自分を信じる気持ち」。これが最重要課題です。これがなければ全ては崩壊するからです。

先程の失敗しても、それでも成果を安定的に出していく人は、この「自分を信じる気持ち」が誰よりも強烈に強いからこそ、普通の人が諦め、挫折してもおかしくない状況下でも、次々とそれらの壁を乗り越える視点を持ち続けることが可能になるのです。

これが『高い自己評価』という世界です。

いいですか?これからあなたを暗示に掛けます。あなたを「洗脳」しますので、素直に聴いてください。


もし、あなたが「私には無理だ…」と感じる瞬間が在った時、あなたは次のように瞬時に感じます。

【私には必ず◎◎をやり遂げてしまう力が発露する】

※これを目を閉じて、その状況をリアルに思い浮かべながら数回心のなかで唱えて下さい。(◎の中に特定の目標を入れて下さい。)


あなたを「古い自分1.0」から「新しいあなた2.0」に変化させる場は、実は少しだけ精神的、心情的に痛みや不安を感じます。でも、それはとても良いシグナルです。

古い自分を変化させる際、自己免疫機能が働き、古い自分の状態に押し留めようと、無意識の領域で変化させまいとする力が強烈に作動します。不安や怖れ、痛みはその反動の現れです。

そういう前向きに行動しようとする際に、不安や怖れ、心の痛みを覚えたら、「自分は今良い方向に内面評価の枠が変化しているんだ」と考えて下さい。

そして過去に囚われないこと。「物事の実現場」は常に未来からやって来るということをしっかりと頭に叩き込んでおいて下さい。

「理想のあなた像」を先ずはしっかりと確立して下さい。そこまでいきなり考えられないという人は、近い世界を既に行動している誰かをモデルにしても構いません。そして、一人だけではなく、複数作っても良いと思います。

それらの人達の「良いところ」だけを集め、あなたの目標像としても良いと思います。そして目標は常に変化させるようにしてください。何故なら、体験値とともに価値感は自然変化するからです。一世界観に固執し続ける必要は有りません。

何か問題や悩みと直面したら、その「最高のあなた」なら、どのように振る舞い、問題に取り組み、解決に導くか、どのような判断を下すのかをイメージし、問いかけてみてください。

「ダメ人間」から抜け出す行動法則をまとめます。

是非、1,過去に囚われず、2,自己評価を高くし、3,「最高のあなた像」で、ものごとに問いかけしながらこれからの日々を取り組んでいって行って下さい。

必ず良い展開が生まれます。

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