冴えない自分に決別する「覚悟&振り返り」

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今年も、あっという間に2016年が終わろうとしています。
皆さんは、今年を振り返ってみて、どうでしたか?


僕は、細かいことを言い出せば、挫折や不満、数え切れない位の失敗はてんこ盛り(笑)にありましたが、幸いにも、何とか年初に掲げた目標は大方実現させることが出来た一年になったなあと感じます。


やはり、一人ではどうにも立つ行かない時、多くの人に関わりを持つことが、不思議と予期せぬ展開から課題や壁を超えるきっかけにつながっているな、と感じざるを得ない一年でもありました。


一人でもがいていても、そのほとんどがうまくいかない流れの中で、バタバタしているだけに終わってしまっている場合がほとんどだと、体験上、そう実感します。


そんなときほど、人と関わることが億劫になっているし、自分への評価も極端に下がっている状態。



しかし、そんな低いゾーンでいくらもがいたところで、時間の経過とともに、どんどんと状況は悪化するばかりであるし、まるで底なし沼にズボズボ…と自分自身の全てが沈んで行ってしまうかのような強い不安感に包まれるばかりです。


そんな時は、まず自分を、もう一人の「本来の冷静な自分」が、あなたの背面に寄り添っているイメージを持って下さい。


そして、今年一年、その冷静さを失っていない本来の自分(あなた自身)からみて、混乱やネガティブ状態に陥っているあなたの心、精神状態、悩みの3大テーマ(お金の問題、健康の問題、人間関係の問題)、その他(生き甲斐、自己評価、生活環境等々)を紙の上に、これらのテーマ毎に、【現状状況】として書き出して見て下さい。これをマッピングといいます。


なるべく、長い文章よりも、簡潔明瞭な言葉表現で書いたほうが、そのマッピングノートを後で一瞬で全体を把握するのに、とてもわかり易くなります。


そうすると、不思議なんですが、それら全体を眺めていると、そこに書かれているものごとの流れ全体の動き、課題、ある種の行動や思考パターンが次第に浮き彫りにされてきます。


問題や、課題を乗り越えるには、先ず、この【現在把握】というステージをじっくりと掘り下げると、それまでただこころの中でモヤモヤ悩んでいるだけのステージから、一つ上の次元に、あなた自身を自分の力で引き上げることが出来ます。


これを繰り返していると、日常の中で、いろいろな課題、案件に対面した時、頭の中で、それらが何故起こってきているのか、それらを乗り越えるには、何が必要で、何が不必要だったのかが短時間で分かるようになってきます。


そういえば…、昨日TVを見ていたら、X-JAPANの特集番組をやっていました。


今から、10年近く前に遡りますが、ある人から「ちょっと会って貰いたい人がいるんだけれど…」と連絡がありました。


ある店で「夕食を一緒にしよう」ということになり、日時をセッティングしました。そこに現れたのは、ボーカルのTOSHIでした。


当時、彼はいろいろな問題に巻き込まれ、自分を見失い、大きな混乱と、自己不信に陥っていました。そして、かなり深く偏ったメンタル状態にある感じを受けました。

彼は小さなプライベート規模のミニコンサートをしてくれましたが、決して本来の彼らしいエネルギーは、そこにはなく、何か無理して自分を押し殺しながら歌っている感じでした。

彼に、本来の自分自身を取り戻す為に、必要な手順、準備、基本的な取り組みについて、1時間ほど食事をしながら話をしたことを覚えています。


多分、彼はこのことなど忘れてしまっているかもしれませんが、その後、彼自身がいろいろな人と会い、いろんなアドバイスを受け、徐々に本来の自分自身を取り戻して行ったものと思います。



昨年に引き続き、今年の紅白歌合戦もX-JAPANの名前を見付け、近年の世界的な活躍を観ていると、本当に自分のあるべき場、姿を取り戻したな…、良かったな、と心から感じます。


どんなに凄い才能、能力、技術を持っていたとしても、やはりそれらを活かすも、殺すも、自分自身の価値観、命の使い方、命の燃やす方向をきちんと整理整頓していない限り、宝の持ち腐れになってしまいます。


自分の価値観の整理整頓は、そういう意味でも、本当に重要ですし、それがいつも「自分を振り返る」という作業でもあります。


人が本来の自分自身を取り戻すには、非常にざっくりですが、次の4つのステージをグルグルと回していくと、段々と見えないことが気が付き始め、分からなかったことが次第に理解出来るようになっていきます。そして、何度もこのサイクルを回し続けることで、生活や自分自身の精神、生き甲斐、人格形成等の次元も自然に上昇をしていきます。


1,「期待する結果」…目標
2,「プロセス」…1を実現する為の課程、行程を吟味実行
3,「振り返り」…1,2が適切か、どこが悪く、良かったか
4,「調整」…1,2,3の全てを再調整し、リセット



やることは、たったこの4つだけです。少し練習すれば子どもでも出来るくらいとてもシンプルです。

よく、ビジネスではいろいろな局面に応じて沢山の専門的な用語を使い、作業フローが行われますが、ハッキリ言ってそんなことを多くの人が使いこなせる訳がありません。


上手くいくのには、必ず訳があり、うまくいかないのにも必ず理由がある。


ものごとは、極力、「シンプル化」の世界に落とし込むこと。
複雑系の世界に流れていく限り、愛を忘れる行動理念である限り、それらは決して”うまくいかない流れに合流”するように、世の中は出来ている。


もし、今年一年、残念ながら、あなたが自分に自信を持つことが出来ない一年を、心ならず過ごしてしまったのなら、一人で苦しむより、そんな自分に先ずは、「決別する!」という覚悟が、どのようにしたら持てるのかを、真剣に意識を向けることから初めて見て下さい。


出来ない目標(期待すべき目標)を書いても、潜在的な部分で、「そんなこと…やっぱり自分には無理…」と感じているはずです。


「目標」というのは、結構、他人に影響を受けていることが多いのです。ネットであふれる情報、TVで観てしまうタレントから影響…。誰が数億円の豪邸に住み、収入は1億だとか10億だとか…。

そんなものに毒されているのではなくて、あなたが自分らしく最も幸せに感じる生活環境、人間環境、健康状態、生き甲斐、仕事、ライフワークはどんなものなのか。1億の年収でも、休みが全く取れないハードワークでも幸せなのか、200万の収入でも、時間がたっぷり取れる生活環境、ライフスタイルが幸せなのか…。


他人が言う言葉に影響されるのは、「あなたがそこにいない」ということですから、「自分の最優先に持ってくる幸せとは何か」をじっくりと考えるところからでないと、本当にしっくりとくる「実現すべき目標」は出てこないということです。



その為にも、先ずは、自分の今の【価値観の整理整頓】、つまり、その第一歩としては、何がどういう状況になっているのかという【現状把握】を、先の項目についてマッピングするところから、初めて見て下さい。



そして、その上で、

1,「期待する結果」…目標
2,「プロセス」…1を実現する為の課程、行程を吟味実行
3,「振り返り」…1,2が適切か、どこが悪く、良かったか
4,「調整」…1,2,3の全てを再調整し、リセット

のステージを日々の生活な中でグルグルと回し続けていく。


是非、今年を先ず振り返り、来年の1年を実りある年に仕上げて行って下さい。


1年間、どうも有難う御座いました。
来年も、どうか宜しくお願い致します。