大衆神話
大衆神話
あなたは今、悩みとか問題で何か心を病んでいますか?
「別に…何もないよ」という事なら、それは超ハッピーです(笑)。
でも、もし何か小さなことでも心当たりがあるなら、
或いは、今はそうではなくても、過去に心が苦しむ体験が
有ったとしたら、その出来事を少し振り返ってみて下さい。
出来たら紙とペンを用意して下さい。
このページを読み進めながら、
ある作業をやって欲しいことがあるのです。
A4サイズくらいの紙、出来ればちゃんとしたノートとか、
専用のものを用意すると、あとあと自分にとってとても有益な
情報ノートが出来あがっていきますので、お薦めです。
紙に「神話」と書いて下さい。
さて…、あなたが今から過去にさかのぼり、
幼少期から振り返ってみて、
親や周りの大人たちから諭された出来ごとや、ある「常識」として
みんなと同じような手順を踏んだにもかかわらず、
結局はそれが自分を苦しめるような結果になった出来ごとを、
この「神話」というキーワードを中心に、その周りに
書いて行ってみて下さい。
どんな小さな出来事でも良いからどんどん書いて行ってください。
時間は10~15分くらいを目途にやってみてください。
そしてその中からベスト5を選んで下さい。
カラーペン等で印を付けると後でチェックが分りやすくなります。
↓
↓ <ワークショップTIME>
↓
↓
終わりましたか?
さて、これから「神話」ということについてお話したいと思います。
例えば…もしあなたが今、人間関係について悩んでいることが
あるとします。
職場で訳もなくイジメやプレッシャーを掛けられ、
(何故自分だけこんな目に合わなければならないんだろう…)
と考えているとします。
イジメに合う人はもともと世間でいえば「マジメ」で
「良い人」が多いのですが、ではその「良い人」が
なぜイジメに合うのか…。
<イジメる側>はなぜ、感情的に自分より弱い立場の人間を
(イジメタイ)と考えるのか。
幼稚園、小中学校では大人は「イジメはいけません」と
子供たちに諭して来たはずなのに、そういうことを言う大人が、
自分たちの働く社会では、この「イジメ」をしたりする訳です。
ちょっとした<S>の世界ですね(笑)。
どちらの側に立つ人であっても、何をやったら「ヨイ」のか、
或いは「イケナイ」のかは、勿論<常識論>として
分っています。
でもつい「そちら側」に回る言動や考えが瞬間的に出てしまう。
これは幼少期から、いろいろな体験を通してあなたの潜在意識に
刷り込まれた<行動常識>の感覚がそうさせることがあります。
無意識にあるパターンの結果に落ち着くようにさせてしまう。
小さいときに親から「いい?○○チャン、大勢いる皆の前では
大きな声を出して話してはイケナイのよ、分った?」
と繰り返し、繰り返し言われ続け、人前で話が出来なくなって
しまったAさんとか…、
「どうしてこんなことをするの!馬鹿なんだから!」
といつも感情的に怒鳴られて、勉強することが嫌いになった
B君とか、
「チャンとしなさい!あんたは本当にダラシナイわね!」
と(あなたはダラシナイ人間)とへんな方向に洗脳された
Cさんとか…。
伝えようとする側の「意図」は
(社会的にヘンな人間になって欲しくない)
という願いがあるはずなのに、
間違った方法で情報を伝え続けてしまった為に、「意図」とは逆の
恐れていたことが伝えた先に立つ人間に起こってしまった。
こうしたことは良くあることです。
「みんなと同じようにしなさい」
「自分だけ目立たないようにしなさい」
「お父さんのようになってはいけない」
…これらもそうですよね。
その人らしさを発掘してあげ、その隠された能力を
人や社会に活用して喜びを感じさせてあげながら
その人間の心や意識の成長を促すのが本来の教育の根源思想
なはずなのに、いつも「目先の利益」を如何にして
要領よく得られるかの方向ばかりに視点を向けてしまうのが、
今の社会の重点を置かれている価値のような気がします。
そういう親や大人が口に出す言葉や行動は、
何も知らない子供たちの潜在意識に大きな影響を与えますよね。
いつも借金でカツカツの生活をしている親は、
その子供はそうした親の生活を見て育つ訳です。
その子供は大きくなって一つのある事業で成功しても、
何故か別の事業の為に借金をしたりして、
トータルで同じようにカツカツの生活をするように
無意識に自分をそうさせてしまう。
そうしたカツカツで苦しむ人生の中を生きることが、
親の歩んできた姿であり、有る意味それが「正しい」と…。
無意識にそれを心に深く刷り込んでしまう訳です。
しかし逆境を見せることで、それが有る意味
<反面教師>の作用が働くこともあります。
今、ブームになっているNHKの「坂本竜馬」に出てくる
三菱財閥の創始者も、こうした貧乏環境に在って、そこから
(絶対に脱出してやる!)といつも考えていたはずです。
でも多くの「大衆の世界」に生きる人たちは、
楽な方へ「流され」て生きることを選びますから、
大体は親以上には、なれない訳です。
<刷り込み>がありますから。
「いいか○○。父ちゃんは今はお金持ちではないけれど
こうした人に役立つ◎◎の仕事をこうした□□の方法で
続けて行けば、必ず成功するんだよ。
でもこの方法が間違っていることもある。
そうしたら別の方法を勉強しなければならないんだ。
だから人間はいつも勉強をしなければいけないんだよ…。
そしてこれで良いと慢心が出たとき、『失敗という落とし穴』
にハマるんだ。だからね、どんなにお金持ちになっても、
それを自慢したり、派手な生活をしてはいけないんだ、分ったか?…。」
こうした教育がきちんと親にあれば、またこの子の
人生の展開も違う形になる可能性が高くなるんでしょうが…。
多くはこうした大人の誤った「大衆神話」で、
子供たちの人生の方向や問題が繰り返される現象が循環されて
いることが多いことに、私も含めて気が付かないといけない。
だから、もし、あなたの今や過去の生活で「繰り返されている」
悩みや問題があるとすれば、一度、先ほどのワークショップを
やってみて、それらの問題の根源にある部分をクリーニング
しなければならないのです。
でなければ、いくら良い学びや勉強を続け、知識を吸収しても、
いざという実践の段階になると、あなたの心の深い部分に
「感情の摩擦」が起こってしまう。
人間は行動を起こす判断は全て「感情」で判断する傾向があります。
理論では行動に至るまでの決心が固まらないんです。
人を説得するにも、自分の心を満足させるにも、全ては
「感情」がそうさせるんです。
アンタ嫌い!も、アイシテルも、
こうしよう、ああしようも、全ては感情がそうさせ、
ある決断をし、行動に踏み切らせています。
「正論」では人間は「行動」にまで「決断」をしようという
ところにまで行くことが出来ないんです。
「感情の摩擦」
これが起こる限り、どんな「正論」、「理論」も、
三日たったら忘れてしまうのです。
そして、どんなに「よし!やるぞ」と一時的に決心しても、
この「感情の摩擦」が在る限り、行動が継続させることは
難しく、頭では「それ」を行うことが理屈では正しいと
分っていても、心は苦しくなるんです。
「大衆神話」による「感情の摩擦」。
あなたの力が無いのではないんです。
こうした神話の悪い影響を、クリーニングしなければ
ならないことを、どうか気が付いて頂きたいのです。
今後、この浄化方法も含め、ご紹介して参ります。