相手と対面する場の主導を握る3つのエネルギー

つい最近、東京からの、ある勉強会の主催者、参加者と
一緒に、食事を摂る機会があり、ふと、周りを見回わ
すと、その「場」をリードしていく人と、リードされ
る側に常に回る人とに分かれているのに気が付きました。

リードすることばかりが良い訳でもないし、
リードされることで、相手の話や相手のことを
より理解する場合もあります。

これから展開をする内容は、もしあなたが相手を
説得しなければならないときに、知っておくと良い
という意味で読み進めて下さい。

あなたの体験として振り返って見て欲しいのですが、
人を説得する場合、あるいは無意識に説得されていた
時、気持ち的に強いほうが、その場を支配していた
と思いませんか?

つまり、”それ”について、何らかの「強い思い」、
「こだわり」が相手より強い方が、そのエネルギー
が相手に伝わり、相手の感情をリードしやすいと
いえます。



勿論、相手も負けじと同じような強いエネルギーなら、
ぶつかり合うこともあります。

相手の感情を動かすには、心情的に納得が起こらなければ
説得は出来ないことになります。

そこで、大切になるのは、「WHYの世界」です。

なぜ、”それ”を伝えなければならないと考えるのか。
なぜ、そこまで強くメッセージをする必要があるのか。



こうした説得できる正当な理由が根底にあると、
何をどこからつっこまれても、軸がきちんと出来て
いるので話や受け答えに一貫した流れ、価値観が
生まれ、あなた自身や、話自体の存在感が
より強くなります。

一貫したエネルギーの流れを生み出す為に必要な
展開要素の一つが「WHYの世界」なのです。

そもそも、なぜに「それ」をあなたが行う必要があるのか。

普段からここを深く掘り下げ、誰よりも明確にしておく。



そして次は「深い理解」です。



相手に理解を促すには、こちらも相手以上にその事に
ついて深い理解をしておかなくてはならない。

それが人間であれ何であれです。

相手の価値観、生き方、哲学観、心の癖、趣味。
その他のものであれば、根拠や事例、専門家に
よる研究データー、それを体験している人々の
本当の声や感想、活用の方法、あなた独自の、
今までにはない新しい方法…。

これらをよりリアルで具体的に話をすすめる。

そのときの状況はどんな状況なのか。
香り、色、そこにいる人々の顔の表情、声の質、
誰が、どんなことを言っていたかを、声色を変えて、
物まねしながら伝える。

その場所の壁の色、匂い、風、外の天気、触った物の
感触等を交え、ゆっくりと落ち着きながら話し出す。

声を荒げ、大きな声で話し出すよりも、静かに、
間を置きながら話し出した方が、相手は耳を立てて
くれやすい。

3つ目は「相手メリットゴール」。

その話を進めることで、こちらだけが感情的に満た
され、欲求が満足する話では、相手が心地よく
なる訳がないです。



この「相手のメリット」をいかに考えるかが、
非常に大切なポイントです。



結果に説得できない場合は大体がここでつまずいている。

「自分の利益誘導カラー」が過剰に出過ぎていると、
ほとんど上手く行かない。



人は基本的に、「相手に利用されたくない。」
そう感じる人は多いはずです。



だから、説得をするには、ここを逆に活用する。



こういう言い方は適切ではないかもしれませんが、
結論として表現するならば、日頃から、相手の
メリットになること、喜ばれそうなことは何かを
一生懸命考え、先に「与えておく」。



それを無償で行う。無償だからといって、手を抜いた
りはしない。可能な限り誠実に一生懸命にやる。

そして、もし出来るんであれば、やってあげたことを
きれいさっぱりに「忘れてしまう」こと。



実はこれが一番良い効果を生み出すコツでもあります。
「やってあげた」なんてことをいちいち
覚えていない方が結果的にいい方向に進みやすいようです。

「差し出したこと」を、敢えて忘れると、
ドロドロ汚れた欲望のねっとりしたエネルギー
が途切れ、自然界からのうまくものごとが流れる
「背中を押される」ような、シンクロニシティー
が不思議と起こりやすくなる。

例え、その相手が上手く反応してくれなかったと
しても、不思議なことに、その代わりの相手が
予想もしなかった展開から現れ、返って最初の
相手ではなかったことに安堵した、なんていう
ことが意外と多く起きているものです。



そして、これらの流れの延長線上に、
あなたの最も手にしたいゴールを、
きちんと設定し、忍ばせておくんです。



「夢、目標、目的」。
これらをよりリアル化しておく。

一つ一つの出来事にいちいち心を一喜一憂して
いるよりも、こうした「全体の流れ」こそ、
客観的に眺め(これを【俯瞰・ふかん】と言います)、
よりスムーズにその流れが途切れないように、
普段の日常に真摯なエネルギーを仕込んでいく。

マクロとミクロの両方の「流れ」、「場」を
いつもバランス良く俯瞰(ふかん)するんです。
そして微調整を日々繰り返す。

これで精度が上がる。



そして、なぜそれをしなければならないと
考えるのか。ここを底辺に備え、しっかり考える。



相手もメリットが一杯あって、その上で、こちらも
たくさんのメリットがゴールに待っている。



そんなイメージでゴール設定をすると良いと思います。

さて、ここまでは相手を説得する場での話でした。


「目標の実現度をアップ」させる話

ついでなので、ちょっと話を展開させて
行きたいのですが、ここからは、あなたの実現させ
たいことをこれまでの話の内容を活用しながら、
さらに「目標の実現度をアップ」させる話です。

人間は具体的なイメージや想像が、よりリアルに
浮かんでこないと、実現させられないように
出来ています。

「できたらいいな…」では出来ないです。



自分が知らない世界、まだ理解できていない世界は
実際に何をどうしたら良いか、分っていないですから、
その世界をイメージしろといっても、無理な話です。

相手に対し”それ”を実現させるなら、
誰よりも深く「相手の事」と「それ」を深く
理解していないと、うまく行く展開イメージが
湧き起こってこない。

そもそもが、正しい対策も立てられない。

「願望」や「妄想」レベルでは実現はしない。
「できたらいいな…」レベルでは出来ないんです。

これを理解しておく必要があります。

体を切ったら、その思いのエネルギーが血の代わりに
出てくるくらいに、体中に染み渡らせる。



毎日、それを思い、手帳や紙に書いて、トイレ、壁、
寝室、財布の中、机の前等、毎日目に見えるように、
脳にインプットを繰り返す。



こうすることで、脳が意識の深い部分とリンクし、
考えや言動が変わってきます。



「ここまでやらなきゃならないの?面倒くさ…。」

そう思うかもしれないけれど、
物事の場を意図的に影響させていく以上、
あなたが毎日を「流されて生きていく」のが、
嫌なら、ここまでやる必要がある。

「今まで通り」をやっている限り、
「今まで以上」にはなるはずが無い。

もしあなたが、これまでや今の生活現状を振り返り、それが本来の自分の想い描いていた世界からほど遠い“さえない自分の生き様”と感じる内容なら、その価値観の延長でものごとを考えていても、多分、数年後も“さえない自分”が実現されていると思います。

ここに気が付いてください。

まとめると、

1、WHYの世界
「何故それをやる必要があるのか」
2、深い理解
3、メリットゴール

これらを「強い思い」というフィールドに乗っけて、
場の展開をしていく。



そうすると、早くて一週間以内に、
それまでの停滞していた現象は、次第に改善の方向に
向かっていくんではないでしょうか。

あと、少し心に留めておいて欲しいのは、
心に信念さえあれば、多少、人から反対や
逆行される行為を受けようが、どうったことは無い、
ということです。

それが犯罪につながることならば勿論、論外ですが、
そうでないなら、その信念を大切にして生きてみる。
そういうチャレンジは自分の可能性を広げる
意味では必要なことだと感じます。

みんながみんな、同じ考えや人生の方向を向いて
いる訳ではないので、あなたはあなたの信念を大切に
して行けばそれでいいということだと思います。

もしあなたが人間関係でいじめに遭い、
つらい思いをしているなら、次の事を覚えておいて
欲しいのです。



相手も実は「自信が無い」。

荒ぶり、強がり、自信たっぷりに生きて見える人間ほど、
実は、内面では「自信が無い」ことが多いのです。



とにかく、あなたがどんな状況でいても、
少しでも、前を向いていて欲しいです。
諦めさえしなければ、不思議ですが必ず転機の
チャンスはやって来ます。

今、無力でも、非力でも、それでもいいと思います。
先ずはどうありたいのか。そこから始めて下さい。

1、WHYの世界
「何故それをやる必要があるのか」
2、深い理解
3、メリットゴール

これを活用してやってみてください。
必ず場が変わってきます。

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