「現象」は深い階層から出来ている

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「その現象が何故起こっているのか…。」
こう考える時、多くは厄介な出来事に対面している
ことも少なくないです。

それが人とのトラブルや何らかの問題であったとする。
例えばそれが誤解からの言い争いだとすると、
その「言い争う」という現象に至るまでには、
こちらの心のフラストレーション状態が
運悪くも、その日「ピークに達していた」とか、
そのピークに達する要因は、体調不良や
数日前からの睡眠不足や不規則な生活…。

或いは、恋人との喧嘩とか、友人との口論、
レストランでの不満足なサービス等、実に
さまざまな背景要因がいくつもの階層に
重なり合っていることがあるものです。

最後は自分の物事への捉え方、価値観に
繋がっていくのだけれども、そもそもが、
こうした今、目の前に起こっている出来事を
「一枚の現象フィールド」として考えると、
「その現象フィールド」だけに反応していると、
根本的な解決案からほど遠い、全く的外れな答えを
導き出す愚かな結果に終わる事が多々あります。

大切な事は、その現象フィールドに重なり合う
その他のフィールドがどんなものなのか、
どんな種類のフィールドが集まって、
その目の前の現象が現実化しているのかを、
深く洞察すること。そういう観察技術、感性を
日頃から日常生活の出来事を練習台に、
エクササイズする。



そうすることで、ひとつの表面的なものごとを
深く読み取ることが上手になり、その現象に
見え隠れする【本質部分】を見分ける洞察技術も
養われ、問題に対する解決手段も根本的に変わって来ます。



その為には、ただ漠然とその現象を見ているだけでは
駄目で、物事を紙の上で書き出し、俯瞰(ふかん)、
つまり一旦自分がその現象を空から眺めるかのように
神様の視点になっかたのように、客観的に捉えられる
練習を行うことが大切です。

もし今、あなたが何らかのフラストレーション、
心の苦痛、不安、恐怖を感じる「一枚のフィールド」
があるとするなら、そのフィールドを紙の中央に
書き出し、それを丸で囲み、そこから、どんな関連
するその他のフィールドがあるのかを、マッピング
してみるといいでしょう。

そして、一つ一つの背景を読み取り、
まるでパズルを解くかのように、ひも解くのです。
こうすると人生も楽しくなります。



普段から問題解決の思考法を取り入れない人が
漠然とただ頭で思っているだけでは、客観的な視点や
物事を深く洞察していくことはとても不可能です。



初めは、紙の上で現象を文字に落とし込み、
目に「見える化」させるところから初めていくと、
次第に、何故それらが今、目の前に現れて来たのかを
読み取ることが上手になります。

この方法は、自分自身の心の深い領域にある、
それまで気が付く事が出来なかった、さまざまな
価値観をも整理整頓させることが出来、自分の中の
「価値再発見」にもつながりますので、是非一度
とはいわず、何度もやってみてください。

出来る事なら、日記などにも取り入れ、
習慣化させるとこまで行ってみてください。

きっとあなたの人生への洞察力が知らず知らずに
養われていき、重要な節目、チャンスをきちんと
捉えることが出来るようになります。

良質な未来の日々は、こうした地道な今日の作業から
一つ一つが積み重なって、次第に現象化していくものなのです。

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