実は「悩み」は宝物

悩みや、心の痛みを少しばかり視点をもう一人の
自分自身が上から自分の姿を見るかのように
眺めてみるつもりで、客観的に今の現状や、
さらに過去にさかのぼって振り返ってみると、
以外と似たようなパターンで、それらの問題が
繰り返されている事が多いことに気付く事があります。

何度も繰り返されている、こうした降り掛かる
問題の流れを変えるには、ミクロの世界だけを見て
いてはらちが開かない。

ミクロの世界というのは、今の目の前に起こっている
現象や、現場での出来事、ハウトゥー的な対処法を
いう。

あまり目の前の現象ばかりに心を囚われ過ぎていても
一番肝心な問題の本質部分が見えないまま、
あたふたし、いたずらに時間と日々が過ぎてしまう。

大体こういう状態に陥ると、良い結果は出ないので、
自分の未熟さを責めたり、自己嫌悪に陥りやすい。

大切なのは、「覚悟した寛容性」を持つ事。

未熟な自分に対しても、或いは、ある関係場での
関わる相手に対しても、そんなに完璧な人など
いる訳はないので、うまく物事を処理出来なかった
としても、その未熟さに対しては冷酷に切り捨てる
のではなくて、ある種の覚悟を伴う寛容性を持って
じっくり育つまで「待つ」ということ。

この「覚悟した寛容性」を持って「待つ」。
その上で、マクロの視点で物事をもう一度眺める。

こうして、何処の部分が、何故思うように流れて
行かないのかを読み取れるようにする。

そして、その原因は掴めたのなら、その原因を
改善出来る研究と努力を一生懸命に取り組み、
何度もトライ&エラーを繰り返しながら、
精度を高めていく。

そして、いざと言う時の為に、その力を温存し、
すぐに動けるようにしておく。

基礎的な力を養い、底上げをし、習慣化する。

そうしたら、あとは「場に委ねておく」。
ミクロとマクロを眺めながら、流れに任せておく。

一番の問題は、悩みや心の痛みが起こる状態が
「悪いことだ」と考えるところにあります。

こうした捉え方をしているうちは、
不安のスパイラル、負のスパイラルの流れからは
なかなか抜け出せなくなるのです。

実はこうした悩みが起こる時というのは、
それまでのステージからもう一つ違う次元のステージ
に上がるタイミングが来ていることが多い。

悩みや心の痛みというのは、今まで無かった異質な
世界を感じているからこそ起こる現象でもあります。
それはこころが葛藤している状態です。

新しいステージに行く為には、実はこうした異質な
もの、反対意見、葛藤していることを捨てないで、
生かしていく事がとても大切になるのではないかと
感じます。

これらの中に、今の状態を抜け出すヒントや答えが
実に沢山含まれている。言わばお宝が隠されている。

反対意見や異質な世界だからといって、簡単に
無駄にしない。簡単に片付けないこと。



「悩む現状は宝物」が一杯ある。

是非、「セルフファシリテーション」を
やって欲しいと思います。

ファシリテーションというのは、
その現状や場をいろんな角度から眺め、
気付いた事を、一つ一つ文字や絵等に落とし込み、
「見える化」して、場の検証をすることです。

A4の紙の上に、今の現状の出来事を一つ一つ
簡潔化した言葉に直し書き出します。
付箋紙を使って貼っていってもよいと思います。

経済力、健康面、人間関係、仕事、生き方、
生き甲斐。こうしたキーワードでそれぞれに関係する
悩みや課題を一つ一つ書き出し、一つの紙の上で、
あなたの今の現状の姿を「見える化」させる。

「悩み」は先の展開が見えない不安から起こります。
先の展開、対処への当りが何となく分ってくれば
悩みや不安は随分と減ってくるものです。



そして、こうした作業をじっくりと行っていくと、
そこに潜む様々な出来事の根本部分を表面化させる
ことが出来ます。

これをマクロとミクロの視点から行っていくと、
ただ漠然と悩み、苦しんでいる状態では
到底気付く事が出来なかったことが、
実に沢山、「表面部分に浮き上がらせる」事が
可能になり、「見える化」出来ることが、
(この部分はこう対処したらどうだろうか…)と
いうように、それまで気付く事さえ出来なかった
知恵がどんどん湧き上がってくるのです。

こういうファシリテーションさえ出来るようになれば、
「悩みや苦しみの状態は宝の山」だということが
実感としてよく分ってきます。

悩みや苦しみ、心の葛藤は自分でなければ
気付けない場を持ったということなのです。

是非そこからさらにもう一つ上のステージに
上がる為の本質部分を見付けてみて下さい。

漠然と悩んでいるつまらない生き方をしているより、
はるかに生き甲斐を持って、豊かに人生を
過ごす事が可能になって行きます。

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